市美展
特別展
開館40周年を記念する特別展として、日本美術の歴史と源流を辿る展覧会を開催します。雪舟、狩野派、円山・四条派、黒田清輝など日本美術のスターによる作品と、それらに影響を受けて展開した都城と南九州ゆかりの絵師、画家による作品を併せてご紹介します。
特別展
7月10日(土) ~ 8月22日(日)
タレントとして活躍する一方、作家としても絵本や本の表紙、CDジャケット等を手掛け、各地で個展も開催する木梨憲武の絵画、ドローイング、オブジェなど約150点を集めた展覧会を宮崎県で初めて開催します。
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わせるか、当館のホームぺージで確認ください
臨時小企画展
藤浩志監修 御池の龍伝説アートプロジェクト「準備中」展【終了】
1月5日(火) ~ 2月28日(日)
霧島・御池に伝わる龍伝説をもとに、現代作家・藤浩志氏を中心に市民と一緒に九頭龍を制作する「御池の龍伝説アートプロジェクト」。令和2年春にその前哨戦として、当館の収蔵作品展にて藤氏によるインスタレーション「その存在はどこから生れたのか?」を展示しました。今回はこの展示をもとに、藤氏の経歴や都城との関わり、プロジェクトの経過などを紹介します。また、都城や南九州を中心とした龍にまつわる場所を紹介しつつ、鑑賞者が知っている情報を貼りつけてもらうスペースも準備しました
御池の龍伝説アートGoogleマップ
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わせるか、当館のホームぺージで確認ください
収蔵作品展
つなぐ 美術と教育~あれから~【2月9日~2月28日】【終了】
1月5日(火) ~ 2月28日(日)
毎年2月18日の「都城教育の日」の制定5周年を記念し、教育をテーマに美術作品を紹介する「つなぐ 美術と教育 ~あれから~」展を開催します。本展覧会は、2019年に開催した「美術と教育」展を基に新たに分かったことなどを踏まえつつ、作品を紹介するものです。
明治時代、日本に近代的学校制度が導入されると、全国各地で数多くの旧制中学校や師範学校が誕生しました。
宮崎県でも明治17年に宮崎県尋常師範学校、明治22年に宮崎尋常中学校が開校します。
その後、都城や延岡などでも中学校が開校し、東京や京都の美術学校で学んだ美術教師たちが「図画」教科を担当しました。多感な時期の生徒にとって身近な大人である教師の存在は大きく、生徒のなかには都城ゆかりの画家山田新一のように東京の美術学校を目指す者も現れます。
一方で、美術教師として教壇に立ちながら、画家としても活動を続け、宮崎の美術界を牽引する者もいました。戦後、宮崎県師範学校は宮崎大学学芸学部へと刷新され、現在ではさらに名称が変わりましたが、美術(美術教育)を教える・学ぶことは絶えず続いています。
本展覧会では、絵画学習の主流だった徒弟制度から近代に導入された学校制度への移り変わりや、師範学校や大学で美術を教えた者、学んだ者の作品をご紹介します
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わせるか、当館のホームぺージで確認ください
収蔵作品展
描かれた自然・文化遺産への旅【終了】
10月10日(土) ~ 11月23日(日)
本展覧会は、10月24日から12月6日までの会期で予定されていた国民文化祭の分野別フェスティバル事業、特別展「グッドデザイン展」が新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったため、その代替企画展として開催するものです。。
日本では、1949(昭和24)年1月26日、法隆寺の金堂壁画が失火により焼損するという大事件を契機に「文化財保護法」が作られ、歴史的・文化的・芸術的遺産を総合的に保護しています。また、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)では、文化や歴史を残す景観や自然環境を世界遺産として、地質学的な遺産を世界ジオパークとして保護しています。これらの自然・文化遺産は観るものを魅了し、画家たちもそれらを画題として描いています。 本展では、日本やヨーロッパの「自然・文化遺産」にスポットをあて、収蔵作品の中から都城ゆかりの画家の作品を中心に展示しています。 芸術の秋、絵画に描かれた自然・文化遺産を巡る旅に出掛けてみませんか。
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わせるか、当館のホームぺージで確認ください
収蔵作品展
平和の彩典【終了】
7月14日(火) ~ 8月23日(日) [休館:8月8日~8月31日]
【延長】9月1日(火)~9月13日(日)
毎年夏休みの小中学生を対象に開催しているシリーズ第13弾。
戦後75年目を迎える今年は、美術作品から「平和」について考えます。それぞれの作品に込められた想いを感じ取ってみましょう
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わるか、当館のホームぺージで確認ください
主な出品作家・作品
益田玉城「南の生命線に立つ日本女性」、大野重幸「のどか」、山田新一「俘虜二人」、坂本正直「勝哉号(3-1)クリークの月」、重村三雄「梱包人間」など約50点
収蔵作品展
ハロー・ワールド【終了】
5月19日(火) ~ 6月28日(日)
収蔵作品展「ハロー・ワールド」では、世界の国々に関する作品を紹介します。
郷土ゆかりの作家を中心に、海外を旅して描いた作品や、長期間滞在し国際的な舞台に身をおいた作家の作品等を紹介。また、当館の収蔵品の中で、本市と友好都市を結ぶモンゴルの作家の作品、海外作家の小品を含むコレクションも併せて展示します。
本展は当初、本年度に予定されていた東京オリンピックを想定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により、オリンピックは延期になりました。私たちを取り巻く国際状況は一変し、政治や経済、文化など様々な面で、世界の有り方はこれまでと異なっていくと予想されています。
今回、それぞれの美術作家の視点から、欧米、アジアなど世界の国々と時代の関係性を振り返ることで、今後の日本と世界の在り方により深く向き合うきっかけとなれば幸いです。神道や仏教、キリスト教などでは、目に見えないものの存在を言葉だけでなく絵画や彫刻、音楽、踊りなどで人々の「祈る」気持ちを表現してきました。
※新型コロナウイルス感染拡大により、会期が変更もしくは中止になる場合があります。来館の際は、事前に問い合わせるか、当館のホームぺージで確認ください
主な出品作家・作品
都城市教育委員会所蔵「青花磁器瓶」、山内多門、山田新一、山口長男、前田舜敏、源敏彦、緒方良信、又木啓子、浅岡慶子、杉本博司、エンフジャルガル、(S氏コレクションより)ジャン・デュビュッフェ、李禹煥、サム・フランシスほか約50点
藤浩志による新作インスタレーション
収蔵作品展
いのりのかたち、ねがいのすがた【終了】
3月17日(火) ~ 5月6日(日)
神道や仏教、キリスト教などでは、目に見えないものの存在を言葉だけでなく絵画や彫刻、音楽、踊りなどで人々の「祈る」気持ちを表現してきました。
天孫降臨の地である高千穂峰を有し、古くから信仰の対象とされてきた霧島山の周辺でも、田の神像などこの地域特有の信仰表現が生まれ、今も受け継がれています。また、江戸時代に薩摩藩が編纂した「三国名勝図会」によれば、本市にも沢山の神社仏閣や仏像などが存在していたことが確認できます。残念ながら幕末から明治初めにおける神仏分離政策によって都城の寺院は全て壊され、多くの神社も合祀により再編されてしまいました。しかし、人々の「祈る」気持ちは変わることがありません。 本展覧会では、当館のコレクションを中心に、県指定有形文化財の神像など約40点を紹介します。
本展覧会は、「国文祭・芸文祭みやざき2020」応援イベントです。
関連イベント
担当学芸員によるギャラリートーク 日時:4月26日(日曜日) 午後2時~
主な出品作家・作品
益田玉城、江夏英璋、野口徳次、髙山辰雄
宮崎県指定有形文化財「男神像及び女神像(4躯)」、
藤浩志による新作インスタレーション